2013年03月29日

プレ語り〜続・11人いる!

まだ「11人いる!」語りの下書きは全く手をつけていないのですが、「続・11人いる!」ラストの地、大阪に乗り込む前に、どうしても自分なりにまとめておきたかったことがありまして。というわけで、ちょこっとだけプレ語りです。




原作を読んで一番気になったのは、四世が西の総議長(シンサ)と話しているシーンだった。四世の最大の見せ場はもちろんあの場面だろう。でも私はここが引っかかった。

「家族のことは心配ない。〜国家が面倒をみる。」シンサのこのセリフを読んだとき、私は「やられた!」と思った。人質だと思ったから。と同時に、ちゅうくんがこのシーンをどう演じるか、早く観たいと思った。主に私が「やられた!」と思った内容についてどういう反応をするか。

私は週末ごとの観劇なので、一週間の間隔があく。
最初の週末、「国家が面倒をみる」に対してWキャストの藤森くんははっきりと「ハッ」と気がつく芝居。ちゅうくんは思ったより反応薄。ほとんどないくらい。何よりも、シンサのほうを見ていない。
次の週末、藤森くんは一週間前と変わらず気がつく、ちゅうくんは少し反応あり。でもやはりシンサのほうは向いていない。

3度目の週末。藤森くんは前とほとんど同じ。ように感じた。ちゅうくんは、今度はシンサのほうを見て、シンサの言葉に反応していた。でも「気がつく」のではなくて、とんでもないことを言われて驚いて動けなくなった感じ。暗殺を命じられたということだけでいっぱいいっぱいのところに、更に追い討ちかけられた。
そして何よりも、シンサを演じる藤原さんの芝居が変わっていた。「国家が〜」のセリフ、藤森フォースにはハッキリと強く。仲原フォースには静かに深く・・・。

この違いはこの日たまたまだったのかもしれない。名古屋ではどうだったのかも私はわからない。
でも間違いなく、2人の四世の個性に対しての違いだったと思う。

そしてこの変化によって、私はこのシーンの仲原フォースの想いがより心の奥深くまで突き刺さったように感じた。もちろんいい意味で。

2人の四世・・・。どちらが正解とかどちらのほうが良い悪いということではないでしょう。どちらも四世なのだから。それに、3〜4年前だったら、ちゅうくんも藤森くんに近いハッキリ反応するタイプの芝居(少なくとももっと「気がつく」芝居)をしていただろうと、私は思う。

若さやハツラツさで押す時期を越え、プラス深みも求められるようになった今、外部出演も経て積み上げてきたものの重みを感じずにはいられない・・・・・。
posted by 白ヤギ at 20:54| ちゅうくん語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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